画像検査


IMAGING TEST

CT検査

頭部・頸部・胸部・腹部・骨盤のどの部位においても適応があれば、即日検査可能です。専門の放射線技師が常駐しているので検査を正確に施行できます。正式な画像所見は検査の翌日になります。

くわしくはこちら

2020年11月より米国GE社最新型マルチスライスCT Revolution ACTを導入いたしました。高感度型フルデジタルパネル検出器を採用し、従来のCTに比べ高画質の撮影を短時間で行えるようになりました。

短時間で撮影できることで、高齢者や脳梗塞などによる後遺症により身体的な障害の残る方など、撮影条件の厳しい方にも対応しやすくなりました。

また、被ばく感受性の高い部位水晶体や甲状腺・乳腺等の臓器の表面被ばくを低減する技術を搭載しています。

骨密度診断測定装置

当院では、要介護・寝たきりなどの大きな要因である骨粗しょう症の診断・治療を積極的に行うために、DEXA(デキサ)法を用いた正確な骨密度測定器を取り入れました。

コロナウイルス流行により、特にご高齢の方の活動性が低下し、骨折などで寝たきりになってしまうケースが散見されました。

 

DEXA法とは

DEXA法は、日本骨粗鬆学会のガイドラインにおいても推奨される優れた検査方法です。微量なX線:(胸部X線の1/6)をあてて正確な骨密度を測定します。

この方法は、骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(股関節の骨)を直接測定し、骨折リスクを正確に評価することができます。

また、最近は多くの骨粗しょう症の治療薬が臨床応用されていますが、その治療効果を評価するにもDEXA法がもっともふさわしいと評価されています。

【骨粗しょう症の評価が有用な方】

65歳以上の女性

危険因子を有する65歳未満の閉経後から周閉経期の女性

過度のアルコール摂取(1日3単位以上)

現在の喫煙

大腿骨近位部骨折の家族歴である方

70歳以上の男性

危険因子を有する50歳以上70歳未満の男性

超音波検査

超音波(エコー)とは、人が聴くことができない高い周波数の音波です。

この高い音を臓器に当てて、反射した音を電気信号に変えて画像化することで、内側の様子を鮮明に知ることができるきます。

また血流もリアルタイムで解析できるので心臓や血管の動きについても計測することができます。

心臓エコー検査

心臓の形態の観察に極めて有効です。 心筋梗塞、心不全、心筋症の診断が可能です。 また、心臓の弁の動きを評価して心不全の原因の判定、手術時期を決定するの に重要な検査です。 また胸部・腹部動脈瘤の診断にも有用です。(要予約:受付にご相談ください。)

頚部エコー検査

めまいのある方の中には頸動脈/椎骨動脈から脳への血流が低下している場合があり、これらの動脈の脈閉塞・狭窄症の診断に役立ちます。また頸動脈の動脈硬化度を評価することで全身の動脈硬化の程度を判定することも可能です。(要予約:土曜日)

腹部エコー検査

肝・胆・膵、腎臓の評価に有用です。脂肪肝、肝がん、胆のう炎、腎癌のスクリーニングに有用です。また前立腺、膀胱、子宮・卵巣に関してもスクリーニングが可能です。(要予約:土曜日)


携帯型レントゲン撮影器

在宅診療においても当院は携帯型レントゲン撮影器で肺炎・心不全・骨折の診断を的確に行うことができます。画像のデジタルデータは通常のレントゲン検査同様に直接電子カルテに転送されるので、現像時間が不要で素早く結果が出ます。往診時も専門の放射線技師が同行するので迅速に施行できます。

レントゲン検査

新しいレントゲンを導入しました。電子カルテからレントゲンシステムに患者情報が送られ、常駐の放射線技師が検査を行うので迅速かつ正確です。画像のデジタルデータも直接電子カルテに転送されるので、現像時間が不要で素早く結果が出ます。

携帯エコー

訪問診療や発熱外来など、限られた条件下で体の内部の情報を得るのに役に立ちます。据え置き型に比べて解像度は低いですが、診断につながる貴重な情報を得ることができる時もあります。