「アミノインデックス:AICS」は、通常のがん検査とは全く違った新しい検査です。
人間の身体はほとんどがタンパク質で構成されていますが、タンパク質は「アミノ酸」からできています。20種類のアミノ酸が血液中に少量ながら存在し、健常者では一定の割合を保っています。しかし疾病状態になるとこのアミノ酸バランスが崩れます。この血液中のアミノ酸バランスの崩れを「多変量解析」という統計学的手段を用いて数値化したものが「アミノインデックス:AICS」です。
既存がん検査は主に画像診断や腫瘍マーカーを使用しています。一方で、AICSは血液中のアミノ酸濃度のバランスの変化に着目した検査です。血液中のアミノ酸濃度のバランスを解析することで癌になりやすい体質あるいは癌自体の代謝を検出するので、早期がんに対しても高い感度があります。
【AICSの特徴】
当院では下記より2タイプの検査の準備しております。
※2015年秋よりアミノインデックス検査に「膵臓がん」も加わりさらに充実しました。
男性5種(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がん):24000円(税込)
女性6種(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮・卵巣がん、膵臓がん):24000円(税込)
【AICSの対象者】
下記年齢の日本人(妊娠されている方を除く)を対象として開発された検査です。
※各がん種の評価対象年齢は、一部受診対象年齢と異なります。
男性受診対象年齢:
胃がん・肺がん・大腸がん・膵臓がん:25歳~90歳、前立腺がん:40歳~90歳
女性受診対象年齢:
胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・膵臓がん:25歳~90歳、子宮・卵巣がん:20歳~80歳
【検査に当たってのご注意】
それぞれのがんに罹患している可能性を0.0〜10.0の数値(AICS値)で報告します。数値が高いほど、がんである可能性が高くなります。また、AICS値からリスクを判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3段階に分類されます。
AICSはがんであるかどうかを確定するものではありません。 ランクAであっても、がんでないとは言い切れませんし、反対にランクCであっても、がんであるとは言い切れません。AISC以外にもいくつかの検査結果を 総合的に判断することで、がんをより早期に見つけ出せる可能性が高くなります。また、AICSは採血時のがんであるリスクを評価するもの で、その時の体調や生活習慣も反映されます。遺伝的素因のように生涯に渡ってのリスクを評価するものではありませんので、定期的に検査することで、ご自身 の体調や生活習慣が発がんリスクの高いものであるかを評価できる可能性もあります。
検査結果が出るまでに、14日程必要です。
※大阪市にお住まいの方は当院で各種検診がご利用いただけます。
詳細はこちらでご確認ください。
3人が手をつないでハートを形作るロゴは、祖父より3代で
地域医療に貢献する当院をイメージしています。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00- 12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | / |
16:00- 18:00 | 〇 | 〇 | / | / | 〇 | / | / |
14:00- 18:00 | ★ |
休診日: 水・木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
★訪問診療日: 水曜午後
CT検査は即日対応