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RS、感染性胃腸炎が増えている印象

3歳未満の乳幼児にRSウイルス感染症を散見します。

手足口病、ヘルパンギーナは見かけなくなりました。

感染性胃腸炎も年齢層に関係なく増えている印象ですが、データベースでは罹患者数にそれほど変動なく、局所的なものと思われます。

 

また、例数はそれほど多くないですが、伝染性紅斑(リンゴ病)も数年前から継続的に見かけます。

大人がかかった場合には、伝染性紅斑に典型的な発しんが出ずに、関節の腫れ・痛みだけが出る場合もあり、関節リウマチではないか?と心配され、受診されることが多いです。感染したことのない妊婦さんが感染すると胎児に感染することがあります。発症早期の熱やだるさのある期間から発疹出現前の期間は、唾液、たん、鼻水を介して人に感染しますが、発疹が出るころには感染力はないと考えられています。

 

RSウイルス感染症

  • 大阪府ホームページ「RSウイルス感染症について」→こちら
  • 国立感染症研究所ホームページ「RSウイルス感染症とは」→こちら

 

感染性胃腸炎

  • 大阪府ホームページ「感染性胃腸炎について」→こちら
  • 大阪府感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」→こちら

 

伝染性紅斑(りんご病)

  • 大阪府ホームページ「伝染性紅斑について」→こちら
  • 大阪府感染症情報センターホームページ「伝染性紅斑」→こちら