演題:心不全診療におけるStructure Heart Disease治療
演者:大阪府立急性期・総合医療センター 心臓内科 診療主任 菊池篤志 先生
演題:高度肥満症に合併した心不全:肥満糖尿病外科手術がもたらすもの
演者:大阪府立急性期・総合医療センター 消化器外科 副部長 宮崎安弘 先生
演題:進化する植え込みデバイス治療~心不全・心臓突然死を予防する~
演者:大阪府立急性期・総合医療センター 心臓内科 医長 川崎真佐登 先生
大阪府立急性期・総合医療センターにおける
- 僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraCLIPの適応に対する考え方
- 大動脈弁狭窄症に対するTAVI症例5年間の経験の蓄積とガイドラインから考察される今後の治療の方向性
- 徐脈性不整脈に対する人工ペースメーカーの中でも、①従来機よりも生理的なHis束ペーシング、②よりシンプルなLeadlessペーシングについて、その利点と欠点
- エキシマレーザーを用いたリード抜去術の実際
など、最先端の治療に関して学びました。
また、糖尿病や高度な肥満症例への新たな治療選択肢として、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術に関して学びました。
2014年に保険適用されたとのこと。
適応基準として
①BMIが35以上の高度肥満、
②半年以上の内科的治療でも減量効果がない、
③糖尿病、高血圧症、脂質異常症、睡眠時無呼吸症のうち1つ以上を合併
上記①②③のすべてを満たす必要があるとのこと。
治療法としても成熟してきており、特に若年肥満の方の将来を思うと、こういった治療選択があることも提示すべきだと感じました。