演題:あなたのクリニックに来院されたらどうしますか?大人と子どもの発達障がい
演者:大阪市立大学大学院医学研究科 神経精神内科 講師 宮脇 大 先生
- 自閉症・自閉スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)は社会的背景や、幼少期・青年期・成人期などの人生のステージにより表現型が異なるため、治療法や対処法が変わること
- 診断における明確なバイオマーカーはないが、全体像をとらえて病態を解釈する必要があること
- ASD・ADHDの最近の治療薬の現状
など、学びました。
精神科領域の専門用語を端的な例に置き換えて解説いただき、ある程度のイメージを持つことができました。
ただし、定型的なイメージに縛られることなく、精緻に診断していく必要があることも理解できました。
盛りだくさんの内容で心療内科の奥深さを改めて確認するよい機会となりました。